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2015年10月から12月までの修理記録の一部です。

2015年の10月から12月までホームページを見ていただいた方から沢山の修理をお預かりしました。大変ありがとうございました。普段は、ロレックス、オメガ、タグホイヤーなどの修理が多いのですが、当店では珍しい時計をご紹介します。

手巻きのクロノグラフで1940年代の時計です。テンプの芯に耐震装置が付いていないので落とすと壊れます。こちらの時計は通常オーバーホールで問題なく動くようになりました。ランデロンというメーカーの機械です。当時のクロノグラフでは安価な部類らしいのですが、とてもキレイで欲しくなります(笑)

ジャガールクルトのレベルソデイデイトです。クルッと時計が裏返る機構で有名な時計です。裏蓋スケルトンではないのに機械も枠もきれいで磨かれています。機械裏(文字版側)もとてもキレイでした。作り手のこだわりを感じます。この時計の不具合は、「おきまわり」という時計は動くけど針が動かないという症状でしたが、通常オーバーホール+筒かなしめで調子よくなりました。

カルティエパシャクロノグラフです。垂直クラッチ機構のクロノですが、分解組み立てがしやすい設計で関心しました。かなりの油切れ状態でしたが磨耗部品もなく調子が良くなりました。クロノグラフ搭載の時計は、毎日腕につけて使う場合、4年毎のオーバーホールが必要だと感じました。

 

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