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カーブガラス別作

腕時計のガラス交換修理を紹介します。ガラスの種類を説明しますと、ミネラルガラス(別名?クリスタルガラス・・一般的な時計に使われているガラス)とサファイアガラスがあり、厚みは0.8ミリ、1.0ミリ、1.5ミリが多く使われています。この厚みの範囲で(形が平らで)したら材料屋さんから取り寄せて取り付けできますが、厚みが2ミリ以上で表面がカーブしているガラスの既製品は、どこを探してもありません。

当店では、メガネ屋を兼業していますので、メガネのレンズから削り取り付けができます。(メガネ屋兼業でよかったと思える時です)

厚みが一番薄いところで2.6ミリです。

10年使い続けているメガネレンズ加工機に割れたガラスをトレースさせて、メガネレンズをセットします。ポンプで水をかけながらダイヤモンド砥石で削っていきます。

サイズは、0.05ミリ単位で調整できますので、既製品のガラスサイズがあわないときもこちらで削れます。

キレイに仕上がりました。料金は、時計の種類、ガラスの留め方によって違ってきますが、こちらの時計の作業は、5000円+税を頂きました。

※サファイアガラスは加工できません、また、ダイバー腕時計で防水性能を維持したい方もこの作業は向いていません(ガラスの端の角度を完全に合わせられないため)

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